元・猫の保護施設長への取材|2026年9月25日更新
ソファも壁もボロボロに…
3,000匹以上の猫と暮らした
施設長が明かす、
叱っても直らない
本当の理由

水野 陽子さんが朝の情報番組に取り上げられました
毎日叱っても、また同じソファで爪をとぐ。家具が限界を迎える前に、叱っても直らない本当の理由と、その答えをここで確かめてください。
この記事は約8分で読めます。
16年間、保護施設で猫と暮らしてきて、わかったことがあります。
悪いのはあなたのしつけでも、猫でもありません。
自分のにおいが残らない爪とぎが悪いんです。
新聞でも取り上げられました

水野さんがすすめる「寝床と爪とぎが一つになったかご」が、猫の習性を生かした新しい選択肢として紹介されました。
教えても、叱っても、
ソファで爪をとぐのはなぜか
ソファで爪をといでいるのを見つけて、「ダメ!」と叱る。猫はさっと逃げていく。でも次の日、また同じソファで爪をといでいる。何度叱っても、直らない。そんな毎日に、疲れていませんか。
ここで考えたいのは、なぜ叱っても、猫は同じ場所に戻ってくるのかということです。
読む前に|約8分、上から順にお読みください
答えだけを知っても、失敗の理由が分からなければ、同じことを繰り返してしまいます。理由と方法がつながるように、上から順にお読みください。
- なぜ、叱っても爪とぎのクセが直らないのか
- 猫が同じ場所に戻ってくる、本当の理由
- 猫が「自分の場所」と分かる、かごの仕組み
- 費用・30日保証までの確かめ方
多くの人が、
先に試す3つのこと
叱っても直らない。そんなとき、次の3つを試したことはありませんか。
大きな声で「ダメ!」と叱る。手をたたいて、大きな音でおどかす。抱きかかえて、爪とぎの前まで連れていく。

その場ではやめても、目をはなすとまたガリガリ。嫌がるにおいのスプレーをかけても、少し場所をずらしてガリガリ。
「今度こそ」と思ったのに
毎日叱っているのに、1週間後には、またソファがボロボロ。「猫はしつけができない生き物なんだ」と、あきらめかけていませんか。
保護施設でも、同じことで悩んでいました。
保護施設では、どうしていたのか
私は水野 陽子です。国内の猫の保護施設で16年間、施設長をしていました。これまで3,000匹を超える猫の世話をしてきました。
ごはんをあげる。トイレを掃除する。体の具合を確かめる。猫がたくさんいる施設では、一匹ずつ爪とぎを教える時間はありませんでした。

やっと新しい家族が決まっても、「家具を壊すから」と戻される子がいました。新しい家へ送り出せば、それで安心というわけではなかったのです。
「家具を壊すから」と、3度戻された猫
1歳の茶トラの男の子、むぎもそうでした。人なつこくて、ひざに乗るのが大好きな子。それなのに、3度も施設へ戻されました。

「爪とぎも置きました。叱りもしました。できることは全部やりました。もう限界です」
3度目に戻ってきたあと、むぎはごはんをあまり食べなくなりました。もう一度だけ、とみんなで次の家族を探しました。でも、見つかる前の冬、むぎは施設で息を引き取りました。
猫の世話を仕事にしてきた私たちでも、爪とぎだけは、うまく教えられなかったのです。救えた命を、私たちは救えませんでした。
家具の爪とぎは、猫が手放される理由の一つとして、海外の獣医学の論文にも書かれています。
では、なぜ爪とぎはこんなに覚えにくいのか。
猫の本能から読み解いていきましょう。
なぜ、爪とぎだけ
うまくいかない?
猫は、あなたが「ここでといで」と教えた場所で爪をとぐ。そう思っていませんか。
実は爪とぎには、「においを残す」という大事な役目があります。
猫の肉球と肉球のあいだには、においを出すところがあります。爪をとぐたびに、そこから「においの手紙」を残しているのです(猫の保護団体 International Cat Care)。

爪とぎは、爪のお手入れだけではありません。においで「目印」を残すことでもあるのです。
猫本来の、爪とぎ場所の選び方
猫が寝起きに、ぐーっと伸びをしたあと、そのまま爪をとぐ姿を見たことはありませんか。
猫は寝起きに爪をとぐことが多い。だから米国の猫の獣医師の会(AAFP)は、「爪とぎは寝る場所の隣に置いて」とすすめています。

なぜ、ソファや柱がねらわれるのか
ソファや柱は、猫がよく寝て、よく通る場所であることが多いです。そこには、猫のにおいが残っています。
猫にとっては、そここそが「自分の爪とぎ場」。だから、何度叱っても戻ってくるのだと、私は考えています。

今までの爪とぎでは、
うまくいかない理由
部屋のすみに置いた爪とぎは、猫が寝る場所から離れています。寝起きの目の前にないから、とぐ回数が少なく、自分のにおいも付いていきません。
部屋のすみに置いただけで、そこで爪をとぐとは限りません。人には爪とぎでも、猫には「自分の場所」の目印がないからです。
叱っても、直らない理由
ソファには、猫のにおいの目印が残っています。いくら叱っても、そのにおいは消えません。だから猫は、また同じ場所に戻ってきます。
しかも猫は、叱られたことと、爪をといだことを結びつけられません(米国コーネル大学 獣医学部)。猫にとっては「なぜか急に怒られた」だけなのです。
4,331人の飼い主を調べた研究でも、叱る・どかすなどのやり方は、爪とぎの回数を変えなかったと報告されています(Wilson ほか 2016)。
米国の猫の獣医師の会(AAFP)は、さらにこう言っています。「猫を罰してはいけない。不安を強めて、かえって爪とぎが増えることもある」
叱っても直らないのは、あなたのせいではありません。
叱るやり方そのものが、猫には合っていないのです。
私たちの施設でも、このことを知らず、段ボールの爪とぎを部屋のすみに並べていました。皆さんのご家庭と同じです。
においが大切だと気づいたとき、私は考えました。「猫が寝る場所そのものを、爪とぎにできないか」。
寝床と爪とぎを、ひとつに
そこで私がすすめているのが、寝床と爪とぎがひとつになった綿ロープのかご「ニャスケット」です。

ニャスケットは、綿のロープを丸く編んだかごです。中で寝て、起きたら縁で爪をとぐ。仕組みはとてもシンプルです。
寝るたび、とぐたびに、においが重なる
- 寝る
かごの中で丸くなるたびに、体のにおいがかごに付きます。
- 起きる
寝起きの伸び。目の前には、かごの縁があります。
- とぐ
縁で爪をとぐたびに、肉球のにおいが重なります。

とげばとぐほど、かごに自分のにおいが付いていく。だから猫は、家具ではなく、かごでとぐようになっていくのです。
だから、かごは猫にとって「自分の場所」になっていく。
「ここでといでね」と教えなくても、猫が自分から戻ってくる場所になる。施設で猫と暮らしてきて、私はそう考えています。
倒れない、動かない
軽い爪とぎは、強くとぐとずれたり、ひっくり返ったりします。猫はぐらつく物を嫌います(AAFP)。ニャスケットは猫が中に入って体重をかけるので、縁でといでも動きにくいつくりです。

ただ、よくできたつくりでも、猫が使わなければ意味がありません。施設の猫たちの様子をお話しします。
施設に置いてみると
はじめて施設にかごを置いた日のことは、今でも覚えています。
昼寝から起きた子が、ぐーっと伸びをして、そのまま目の前のかごの縁で爪をとぎはじめたのです。誰も「ここでといで」とは教えていません。

かごの中で寝て、起きたら縁でとぐ。何日か続けるうちに、かごから離れなくなる子もいました。
置く場所は、猫がいつも寝ている所。それだけです。
この様子を見て、同じ悩みを持つご家庭にも届けたいと思いました。
しかも、カスが散らばらない
段ボールの爪とぎは、1〜2か月でボロボロになって捨てることになります。捨てるたびに、付いたにおいも一緒にごみ袋の中です。
ニャスケットは綿のロープでできているので、段ボールのようにカスが床に散らばりません。すぐに捨てなくていいから、猫のにおいも残りやすいのです。

家具のことまで考えると、費用はどれくらい変わるのでしょうか。
家具を直すより、
ずっと安い
爪とぎそのものは安くても、家具をやられると、お金はかかります。例えば、こんな金額です。

猫の爪とぎで、
直すとかかるお金
ソファの替えカバー
9万円台
壁紙の張り替え6畳1部屋
約4〜4.9万円
畳の表替え6畳
3.3万円
3つ直すと、
16万円以上かかることも。
くらしのマーケット・個人の実例より。部屋の広さや業者によって金額は変わります。
値段の見方を、変えます
21,600円は、高いでしょうか。
ニャスケットは、1個・2個・3個のセットがあります。3個セット(2個買うと1個無料)なら、1個あたり7,200円。

1個を1年使うと、
1日あたり約20円。
10円玉2枚。それだけで、ソファも壁も守れます。
1日あたりは、M3個セットの1個あたりの価格を365日で割った目安です。
かかるお金を、並べてみると
部屋の広さや業者によって金額は変わります。
壁紙を1部屋張り替えるお金で、
ニャスケットが
2セット買えます。
傷がついてから直すより、
傷がつく前に、猫の場所をつくる。
寝る場所ごとに置ける、3個セット
猫は、寝る場所をいくつか持っています。寝室・リビング・窓辺。寝る場所ごとにかごがあれば、どこで起きても、目の前に爪とぎがあります。多頭飼いで取り合いになるなら、数を増やしてください。
| セット(M) | 合計 税込 | 1個あたり |
|---|---|---|
| 1個 | 10,800円 | 10,800円 |
| 2個 | 16,200円 | 8,100円 |
| いちばんお得3個 | 21,600円 | 7,200円 |
1個あたりの価格は四捨五入。S・Lは値段が変わります(S 3個 19,600円/L 3個 23,600円)。
S:直径35cm、M:直径40cm、L:直径46cm。猫の体の大きさに合うサイズをお選びください。
30日間、ご家庭で
確かめてください
猫が使ってくれるか。家具の爪とぎが減るか。おうちで試せるように、30日間の返金保証「むぎの約束」を用意しました。

到着後30日以内の返金保証
- ✓猫が使わない・満足できない場合は、条件を満たせば商品代金を返金。
- ✓サイズが合わなかったときは、サイズ交換も無料。
開封・使用後でも対象です。返送料はお客様のご負担です(返金手数料はかかりません)。
叱る毎日から、ほめる毎日へ
猫がソファに近づくたびに、「またやるかも」とドキッとする。その時間を、少しずつ減らしていきたいのです。
かごで爪をといだら、「そこでといだね」とほめる。叱るのは、今日でおしまいです。
4,331人の研究でも、ごほうびをあげる家の猫は、爪とぎを毎日使う割合が高かったと報告されています(ごほうびあり 80.4%/なし 67.7%)。
ソファも壁も気にせず、猫とゆっくり過ごせる。そんな毎日を目指しています。

叱る毎日から、「できたね」と喜べる毎日へ。
まずは、猫との暮らしの中で確かめてください。
使った人の声
使ってみた飼い主さんからは、こんな声が届いています。
かごで爪をといで、そのまま寝ています。両方に使ってくれています。
うちの猫たちが、迷わずまっすぐ飛び込んだのは、これが初めてです。
家具の爪とぎが、ほとんどなくなりました。
18歳のおばあちゃん猫が、届いたその日に入りました。
3匹とも、今はこのかごで寝ています。
使う前の、
よくある質問
すぐに使ってくれますか?
猫がいつも寝ている場所に置いてください。寝て、起きて、縁でとぐ。そのたびに、かごに自分のにおいが付いていきます。30日以内なら返金できます。
家具で爪をとぐ子にも使えますか?
使えます。家具のすぐ前にかごを置く・家具の方はカバーでとぎにくくする、を一緒にすると移りやすくなります(AAFP・International Cat Care)。
叱るのは、やめたほうがいいですか?
はい。米国の猫の獣医師の会(AAFP)は「猫を罰してはいけない」としています。かごで爪をといだら、ほめてあげてください。
サイズはどう選べばいいですか?
S:35cm、M:40cm、L:46cm です。猫が丸くなった大きさより、ひとまわり大きいサイズを選んでください。大きな子はLがおすすめです。
多頭飼いでも使えますか?
使えます。猫どうしで取り合いになるときは、数を増やしてください。
お手入れはどうすればいいですか?
綿100%なので、ぬるま湯で押し洗いして、陰干ししてください。洗濯機と乾燥機は型崩れのもとになるので避けてください。
届くまで、どれくらいですか?
ご注文から約1〜2週間で、全国送料無料でお届けします。
合わなかった場合は?
到着後30日以内の返金保証をご用意しています。条件は、30日保証の案内でご確認ください。
